自宅サーバーのデータを安全にダウンロードするために、WinSCPをUSBメモリにインストールします。WinSCP自体の使い方はこちらを参照してください。
通常WinSCPの設定はレジストリに保存されますが、それをファイルに保存します。WinSCPを起動後、左のパネルから「Preferences」を選択し、右の「Preferences」ボタンをクリックします。
左のパネルの「Storage」を選択し、Configuration storageの「INI file」を選択します。
WinSCPを終了するとWinSCPをインストールしたディレクトリ(C:\Program files\WinSCP3\)にWinSCP3.INIというファイルができます。これが設定ファイルです。
C:\Program files\WinSCP3 フォルダをUSBメモリなど必要な場所へコピーします。
コピー後は C:\Program files\WinSCP3 にあるWinSCP3.INI は消去してかまいません(消去するとレジストリが設定の置き場所になる)。
USBメモリのWinSCP3.INIを編集します。RandomSeedFileを.\winscp.RNDに、DDTemporaryDirectoryを.\に変更します。RandomSeedFileに指定するファイルはなくてもかまいません(WinSCPが起動時に自動作成する)。PublickKeyFile、秘密鍵を絶対参照になっている部分を修正し、WinSCPからの相対参照に変更します。あと、公開鍵を使用している場合はそれも忘れずにコピーしておくこと。Puttyもパスも問題になるかも