Windowsが動いているコンピュータにあるデータのバックアップをLinuxが動いているコンピュータにとります。
WinSCPをキーワードにGoogleで検索し、必要なソフトをダウンロードします。その後インストール。インストール先はデフォルトのc:program files\winscp3とします。
WinSCPを起動します。Newをクリックし、新しいセッションを定義します。「Host name」にLinuxのホスト名またはIPアドレス、「Port number」はデフォルトの22以外でLinux上のsshサーバーが動いている場合はそれに合わせて変更します。「User name」はLinuxにログインするユーザー名、「Password」はそのパスワードを入力します。「Private key file」はログインに使用する秘密鍵のファイルを指定します。パスワードでログインする場合には必要ありません。
「Protocol」はどれでもかまいません。SFTPとSCPでいろいろ差があるようですが、動けばいいので気にしていません。(デフォルトのSFTP(allo SCP fallback)で使用しています)。
設定が終わったら「Save」をクリックし、適当な名前をつけて保存します。ここで入力した名前はセッション名として今後使用するので、簡潔なアルファベットのみがいいと思います。(以降ではsession1とします)。
「Stored sessions」から先ほど作成したセッションを選択し、Loginをクリックします(もしくわセッション名をダブルクリック)。
パスワードの設定をしていなかった場合はパスワードの入力を求められます。
左にWindowsのフォルダ、右にLinuxのホームディレクトリが表示され、マウスによるドラッグ&ドロップでファイルのコピーができるようになります。
Windowsの"C:\Documents and Settings\user1\My Documents"フォルダとLinuxの/home/user1/documentsディレクトリの同期をとるには以下のコマンドをWindows上で実行します。
"C:\Program Files\WinSCP3\WinSCP3.exe" session1 "C:\Documents and Settings\user1\My Documents" documents /synchronize /defaults